みんな集まれ半蔵門

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「告白は誠実に限る」という話

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今週のお題「あの人へラブレター」

拝啓、わたしの王子様!

今週のお題は「あの人へラブレター」です。

5月23日は「こ・(い)・ぶ・み」ということで、ラブレターの日と言われているそう。現在付き合っている人、昔の片思いの相手、応援しているアイドル、好きなアニメキャラ……。この機会に「あの人」へラブレターを書いてみませんか? 皆さまのご応募、お待ちしております。

ラブレターの日ねぇ・・・。

初めて聞きましたけど。

 

じゃあ8月23日は「や・ぶ・み」ということで、果たし状の日でしょうか。

はてなさんからは攻撃的なお題が提供されるのでしょうか。

 

貴重なラブレター文化

僕はラブレターというものを送ったことが無い。

でもラブレターを貰ったことは何度かある。

 

そうです、自慢です。

 

ラブレターをくれたのは

全然話したことも無い子だったり

普段から仲の良い子だったり

パターンは色々ありましたが、そのどれもが嬉しかったですね。

すごく。

 

こう、男としての優越感は勿論のこと、

勇気を出して伝えてくれた

ということに感動していましたね。

 

全然話したことの無い子であれば

「『こいつのことよく知らねーし』とか思われたらどうしよう」

とか不安になると思いますし

 

普段から仲の良い子であれば

「好きって言ったら友達に戻れない・・・」

とか不安になると思いますし

 

どんな子達も

そんな迷いを乗り越えて気持ちを伝えてくれているわけですから。

ありがたいですねぇ。

 

そして、小学生の頃からそんな感性を持っていた僕って凄くないですか?

(自画自賛)

 

まぁ、僕の凄さは置いといて

やっぱり直筆でのラブレターって、その「真剣さ」とか気持ちが伝わりますよね。

 

だからメール文化が発達して、今は若い子の殆どがLINEでメッセージのやり取りをしている。

そしてその流れで告白とかが行われているのなら、何だか寂しいなぁとおじさんは感じます。

 

そういった伝え方を否定するわけでは無いですが、もったいないな、と。

 

恋文の方が真剣さが伝わって成功率高いかもよ?

 

 

告白はしたことあります

前述のとおり、僕はラブレターを送ったことはありません。

しかし、自分から告白したことは

 

30年の人生の中で2回

 

あります。

 

1回目の告白

1回目は中学1年生の時、僕の初恋でした。

同じクラスの女の子で、僕と違う小学校から来たその子は、色白で可愛らしい女の子でした。

僕の初恋で、僕の唯一の一目惚れでした。

 

それなりに会話も出来ていたし、むこうの反応も悪く無い。

 

正直

「イケる」

 

と思っていました。

 

 

しかし

 

あっさりフラれました。

 

僕の「イケる」はただのザ・勘違いでした。

 

2回目の告白

2回目は僕の初告白から10年後、22歳の時でした。

中学の同級生で、その頃にたまたま友人数人で遊ぶ時に再会した女性。

それは

僕の初恋のあの子でした。

 

と言っても「10年間想い続けていた」とか良い話では無くて、

その間には僕も他の女性とお付き合いしたりしていましたし、ホントにただの同級生としての再会でした。

 

その再会をきっかけに、毎日連絡(LINE)を取り合うようになりました。

 

しかしその主な内容は「好きな漫画」という色恋っ気の無いものでした。

(趣味が合って盛り上がりましたが)

 

ただ、そんな内容の中でも相手の人柄が見えたりして、

結局僕はまた初恋の子に恋をすることになったのです。

 

自分の中で気持ちの変化に気付いてから、僕はそれとなーく、会話でアプローチを入れるようになりました。

 

むこうの反応も悪くない。

 

正直

「イケる」

 

と思いました。

 

しかしながら

僕は10年前に同じ相手に対して

ザ・勘違い

を披露した、苦い思い出があります。

 

どうする、打って出るべきか!?

 

悩みました。

 

でも、僕が相手にそんな感情を抱いてしまった今、

今までしてた「好きな漫画」の話だって

「話を合わせてた」だけと捉えられては、僕も悲しいし、相手も虚しいだろう。

 

そう考えれば、伝えるなら早い方が良いのだろう。

 

 

そして二人で食事に行ったある日、

僕は10年振りに、10年前と同じ相手に告白をした。

 

答えは

 

 

「考えさせて欲しい」だった。

 

 

二度目のザ・勘違い。

 

 

あちゃちゃーと思いつつも、まぁしょうがないよな~と、

結構清々しい気分の僕がいた。

正々堂々と伝えてダメだったのだからしょうがない。

 

 

そんなことを考えていた1週間後のある日。

彼女が告白の返事を言いに僕の家まで来てくれた。

ちなみに僕はその時お風呂に入ったりしていて、連絡に気付かず、一時間家の前で待ってくれていた...。

 

答えは

 

OK

 

驚きだった。

 

ザ・勘違いでも無かったようだ。

 

今はそんな彼女と結婚し、子供も出来、そこそこ幸せに暮らしている。

 

 

あ、うちの奥さん、初恋の相手なんすよ。

おわりに

つまり結局、僕が何が言いたいかと言うと

 

悔いの残らない告白をしよう!

 

ということです。

告白の方法もだし、言うも言わないのも。

 

相手の気持ちが70%でも、真摯な気持ちが伝われば100%になるかもよ!

 

おわり。