今日、僕の住処の自治会の集まりがあったんですよ。
この地に引っ越してきて三年目で役員にあたってしまった我が家。
(早くないか?)
しかも奥さんは妊娠中なので全て僕が対応しています・・・。
グダグダな会議
役員になって今日で5回目ぐらいの集まり。
今までの集まり全て、運営が下手くそすぎる。
というか会長(婆さん)一人が
異常に物わかりが悪い。
何度も同じ話を繰り返し、しかも論点がズレてズレて収拾つかなくなる。
そんな会を繰り返しておりました。
だから今日も嫌だなーと思っていました。
しかも、今は臨月の奥さんが里帰り中なので、昨日は奥さんの実家に泊まっていました。
今日の自治会が無ければ、僕は今日の夜に実家を出て、娘と一日遊べたのに、くそしょうもない自治会によって娘と引き裂かれたのです。
なのでいつもよりイライラです。
そんなイライラの状態で、自治会の直前に読ませていただいたちゃるめん (id:charumen)様の記事。
どこも一緒なのかなー・・・、と。
当たり前に思考停止なのが恐ろしい
自治会費の徴収手続き
で、諦めて出席したわけですが、やっぱりいつも通りグダグダな会。
つのるイライラ。
しかし、なんだかんだこの地でまだまだ新参者の僕は様子見を続けていた。
僕が爺さん婆さんに何言われたって良いんですよ。
でも娘と奥さんに何か危害を加えられたら困る。
だから波風を立てまい、と我慢を続けてたんですよ。
続けていた。
続けていたのですが、
ごめんなさい、我慢出来ませんでした。
僕が「無理」と思ったのが「会費の徴収について」。
手順としては
①自分の担当の自治会員のリストを手書きで作成する(約40名分)
※「フルネームで書き、名前を絶対間違えないように」とのこと
②会員から1年分or半年分の会費を徴収する
③会員リストへ、徴収した月数分のチェックを入れ、捺印する
④全会員への徴収が完了したら③と同じものをもう一部作成する
・・・
はあ?
同じ内容のものを2回手書きで作れと??
延べ80名の名前を手書きで書けと??
フルネームで?
そんなもんコピーで良いんじゃないの??
僕は我慢できず、会長に質問した。
僕「2部作成する意味ってあるんですか?」
会長「1部は自治会で会計処理します。もう1部は、作成した役員さんの控えです。」
??
俺、控えとかいらねーし。
まぁ、お金のことなんで、回収した・してないでモメる可能性があるから控えが必要ということはわかる。
でも2部手書きで作成する以上、書き間違いが発生するリスクがあるし、お互いが違う情報を書かれたものを保持する可能性がある。
で、あれば原本をコピーしてしまう方が確実だろう。
そんなわけで僕は
「役員の控えはコピーでも良いですか?」
と会長にお伺いした。
会長のお答えは
「ダメです」
でした。
僕「何故コピーではダメなんでしょうか?」
会長「今までそんなことはしたことはありませんから」
・・・
それは回答とは言わないでしょ。
みんなで「ちゃんと」考えよう
今までの自治会の集まりでも感じてたんですよ。
前からやってるから
去年もやってるから
みたいな。
その行為(活動)が何故必要なのか?
という物事の本質を考えて運営がなされてないんです。
会社組織で言えば、使えない社員ですよ。
去年の資料の焼き直ししか作れない奴。
何故この資料をこのタイミングで作っているのか。
この資料を提出する効果。
わかっていないから応用が利かない。
そんな奴。
もちろん自治会なんて、会社組織でも無いし、会長もボランティアでやってくれているわけだから(好きでやってる感はマンマンだが)、そこまで求めるわけでは無いけど、やるからには責任を持ってやって欲しい。
会長もボランティアだが、僕も含めその他の役員もボランティアだ。
僕は役員をお願いされた時、はっきり言ってめんどくせーって思った。
正直うちの自治会役員は、お爺ちゃんお婆ちゃんが多く、僕のような働き盛り世代はかなり少ない。(たぶん皆断っている)
挙句、今年の僕に限って言えば、二人目の出産を控えていたし、娘もまだ2歳で手がかかる。
だから他の役員さんより単純に時間に余裕が無い。
それでも折角だし、地域の為に頑張ろう、と思って引き受けた僕だったが、今、僕の目の前の婆さんは思考停止のふざけた発言をしやがるじゃないか。
僕の質問をばっさり切り捨てた会長だったが
娘との時間を奪われた僕が引き下がる訳が無い。
「会計的な証憑としては自治会に原本が一部あれば良いと思いますが?」
「手書きで複製する方がリスクがあるように思えますが?」
「今までやったことが無い、ということで何も変えることが出来ないなら、毎度時間をかけて(約3時間)集まる必要もないのでは?」
「役員も時間を割いて、会の参加・実務に対応していることを考えてはどうですか?」
責め立てる僕。
腹の中は煮えくり返ってもっと汚い言葉で罵倒したかったですが、それでは話し合いにならないので我慢しました。
難色を示す会長だったが、
その時、一人のお爺さんが口を開いた。
「必要ない事は辞めたらええやん」
僕への援護射撃だった。
そして、その発言を切欠にみんなが
「私もそう思う~」
「今時コピー機なんかコンビニでもあるしねえ」
「手書きなんか大変よねえ」
と続いた。
うん、嬉しいけど
もっと早く言ってくれ(笑)
ほんのちょっぴり改善されたかもしれない
そんなこんなで「役員控えはコピーで」案は承認され、僕の勝利に終わった。
結局、今日の集まりも3時間を要してしまったが、いつもよりは幾らか晴れやかな気持ちだった。
閉会後にも役員さん達から「半蔵さん大人しい人やと思ってたからビックリした~」「もっと言いたいこと言って!」と称賛された。
中々こういった会は、過去の経緯や、しがらみなどで、発言しにくい・発言が通らない、ということが多々あるが、案外ポリシーを持って動けば何とかなるかも知れない。
だって周りも同じように不満を持ってるから。
そんなことを考えさせられた一日でした。
おわり。