今日は我が家で長女が3歳の頃から遊んでいるボードゲーム「おばけキャッチ」をご紹介いたします。
大人も楽しめるし、疲れないし、子供のための接待も容易な素敵なゲーム。
いやぁ、トランプの神経衰弱に付き合うのってめっちゃ疲れるやん?
おばけキャッチ概要
ある幽霊屋敷の地下室で呪われたカメラが見つかった…。
このカメラで撮影されたモノは,どういうわけかときどきまちがった色で写ってしまうという…。
さて,いま目の前にある写真は本当に正しい色で写っているのか?あるいはまちがっているのか?
あなたは、他の誰よりも早く正解を見極め、勝者となれるだろうか!?「おばけキャッチ」パッケージより引用
公式では対象年齢は8歳以上となっていますが、3歳で全然遊べます。また所要時間も20~30分となっていますがサクサク進めばそんなにかからないですし、後述する使用カードを半分にするとか、10枚までで勝敗を決める、とかすれば5分ぐらいで終わることも可能です。
ボードをテーブルいっぱいに広げるとかいう類のゲームでもないので場所も選びません。キャンプ先とかで夜にみんなでワイワイとかも素敵。
ご時世的に機会は減ったと思いますが、新幹線や飛行機の中で退屈なお子様用にも良いかもです。
セット内容
5種類のコマ
「ビン・おばけ・本・ネズミ・イス」の5種類のコマが入っています。
木製のコマなんですが、これが絶妙に愛らしい。
軽くて持ち運びに便利なんですが、しっかりと存在感もあるコマでワクワクとさせますな。
おばけの憎たらしい表情も微笑ましい。
写真カード
60枚の写真カードが入っています。
カードには
①5種類のコマのうち2種類が描かれていて
②5種類のコマに使用されている色(緑・白・青・灰・赤)に塗られています。
この2点がゲームの重要な要素になってきます。
ゲームのルール
まず5個のコマをテーブルの中央に丸く並べ、写真カードは裏向きの山にして置きます。
そしてこの山札の上から1枚をめくって以下の条件に合うコマを早い者勝ちで奪い合います!
条件1:正しい色で写っているモノがある場合→そのコマを取る
写真カードに写っているモノのどれかひとつが、コマの形も色も一致している場合はそのコマを取ります。
これはまぁ簡単だと思います。単純なルールですよね。
ですがこれに「条件2」のルールが加わることでスピード勝負が加熱します。
条件2:正しい色で写っているモノがない場合→色も形も使用されていないコマをとる
上の画像では、山札をめくった結果「白いネズミ」が「青いビン」を運んでいる写真カードになっていました。
どんなシチュエーションかは謎ですが、これを5個のコマと見比べてみると?
コマのネズミは白じゃなくて灰色だし、コマのビンは緑色だし。一致しているものが無いんですね。
なので今回のケースは「色も形も使用されていないコマをとる」ことになります。
つまり
① 緑色のビンのコマ …青色の「ビン」が写真に写っているので☓
② 白色のオバケのコマ …「白色」のネズミが写真に写っているので☓
③ 青色の本のコマ …「青色」のビンが写真に写っているので☓
④ 灰色のネズミのコマ …灰色の「ネズミ」が写真に写っているので☓
⑤ 赤色のイスのコマ …赤色もイスも写真に写っていないので正解!
という感じですね。
条件1と条件2を考慮して「5個のコマと完全一致しているものは…無いから、写真に写っていないものは…」ということを瞬時に判断してコマを取っていきます。
正しいコマを一番早く取った人が写真カードをゲット出来て、最終的に一番多くの写真カードを集めた人が勝利となります。
おばけキャッチレビュー
なんだか文章だけ読むとルールがややこしそうですが、プレイしてみるとすぐに理解できますよ。1、2回お手つきすれば「あぁ、そういうことね」と理解出来るはずです。
実際うちの長女が3歳の頃にこのゲームを買ったんですが、問題無く楽しめていました。3歳の子供と30歳のおじさんでは流石に実力差があったんですが、それでも子供がカードを判断してコマを取るスピードが思いのほか早かったことが印象的でした。
このゲームを通して子供の反射神経や観察力が養われるんじゃないでしょうか。
また、子供に勝たせてあげたいと思った時は、自分が正解に気付いても子供が取るまで待ってあげれば良いので簡単に子供のご機嫌取りも出来ていました(笑)
とはいえ、大人がやっても楽しいですし、むしろ大人同士のガチ勝負でも白熱した戦いが出来ると思いますので万人にオススメ出来るゲームですね。