先日書いた「友人から怪しい副業を持ち掛けられた話」の記事について、幾つかブックマークコメントを頂きました!
皆様本当にありがとうございます!
コメントを読ませて頂いて、思ったのは
「やっぱみんな経験あるんだなぁ~」
ということ。
実際、僕もこのような経験は実は三度目なんです。
(友達いねーんじゃねぇの?と言わないで)
なので、今日は前回の記事の内容に遭遇する前に経験した2件のお話をさせていただきます。
まぁ、中には全然違う感想を下さった、いやらしい方もおられましたが。
怪しい副業の話を友人に持ち掛けられた時の悲しさったらないよね - みんな集まれ半蔵門
クッソーいちいち面白いなぁ半蔵さん!!私もそういうの経験ありますよ!いつか書こうかな!それにしてもパチンコと風俗の話はまた別記事で書いてくれるんですよね?
2018/08/13 13:32
「パチンコと風俗の話」と書きながらも、 おそらくパチンコはフェイクですよね。
「いやらしい話だけが興味があるんじゃないですよ、違う角度での記事を読ましてみなよ」とみせかけて、いやらしい記事に興味深々なんですよね。
あれですよね。
エッチなDVDを借りるために普通の映画でサンドイッチしてレジに持って行く少年みたいな感じ。
僕の中学の時の友人、神山くん(仮名)と同じ技ですね。
彼はタイタニックとジェイソンでサンドイッチしていましたよ。
ラブロマンスとサスペンスでサンドイッチして、「人生」を表現したのでしょうか?
うるせーよ。
話が逸れました。
同級生の今田くんの話
今田くんとの再会
僕は中学の時バスケットボール部だったんですけど、20歳頃に無性バスケットがしたくなったんですよ。
まぁ、スラムダンクを読み返したからなんですが。
(名作だよね)
そんなわけで僕は友人を集め、週末に(隔週ぐらいで)市の体育館でバスケをして楽しんでいました。
その中に、別の高校に進学して疎遠になっていた今田くん(仮名)がいました。
今田は疎遠になってしまっていたものの、僕は彼の言葉のチョイスに常々センスを感じており、一目置いている存在でした。
そんな今田も僕の高校からの友人達とも溶け込み、皆で楽しく週末を過ごしていました。
工藤くんからの連絡
そんな日々が、半年程経った頃だったでしょうか。
中学の友人、工藤くん(仮名)から僕のもとへ急に一通のメールが入ったのです。
工藤も今田と同じく、別の高校に行って疎遠になってしまった友人でした。
(僕も今田も工藤も別の高校)
工藤はスポーツ万能で腕っぷしの強い、所謂ボス猿みたいな男です。
でも意外に小心者なところもあって可愛い奴なんですよ。
工藤のメールの内容は
「今田のことで相談あんねんけど、今から時間ある?」
というものでした。
「なんやて工藤!」
と思いながらも、僕は工藤と会うことにしました。
僕は久し振りに工藤と再会し、お互いの近況や思い出話で盛り上がりました。
そして、ついに工藤が本題を切り出しました。
要約するとこのような話でした。
・久し振りに今田から連絡が来た
・「彼女おらんかったら女紹介したい」という内容
・お胸が大きな女性
・会いに行ったらマルチ商法の勧誘だった
とのこと。
工藤は「この俺を利用しようとしやがって」と静かに怒りを燃やしていました。
終いには「あいつは社会的に消す」とまで息巻いていました。
相変わらずのボス猿でした。
僕はボス猿を何とかなだめ、話し合いを行いました。
僕が疑問だったのは、
①今田が本当に工藤を利用しようとしたのか
②本当に今田の意思で勧誘をしているのか
という2点でした。
①が友人である工藤と一緒に儲けようとしたなら、それは責めることは出来ない。
②に関しては、極端に言えば、誰かに脅されているのでは?という恐れを感じていた。
そして僕は、一緒に週末を過ごしている今田の真相を確かめるべく、場合によっては今田を助けるべく、工藤と作戦を立てることにしました。
工藤は「とりあえず消そう」と怒り狂っていましたが。
潜入捜査官 半蔵
工藤曰く、定期的にアパートの一室でセミナーを開催されているそうでした。
この時点で胡散臭さがハンパない。
しかも参加者は近隣のTSUT●YAに駐車するんだとか。
(工藤はこのセミナーに誘われて参加していない)
そこで僕は潜入捜査の形を取ることにしました。
流れとしては
・今田から工藤へセミナー等の連絡を待つ
・同級生で自分以外の勧誘メンバーがいないか?聞く
・「半蔵は?半蔵が行くなら考える」とエサを撒く
・半蔵がセミナー参加
としました。
そして、工藤との会議から2週間程経った頃、今田からセミナーの参加の誘いが来た。
僕は少し悲しいながらも参加をOKし、工藤へもセミナーの日時を伝えておきました。
考え過ぎとは思っていたけど、一応工藤には
「帰還の連絡が無かったら警察連絡してくれ」
と伝えておいた。
だって相手何人いるかわかんないし、ビビっていました。
そして当日、工藤からの情報の通り、TSUT●YAに今田の車を停め、セミナーが開催されているアパートに向かいました。
アパートの玄関を開けた瞬間、気持ちの悪い光景を目にしました。
それは、マルチメンバーがBBQや旅行を楽しんでいる写真が飾られたコルクボード達。
僕達と楽しく活動しよう!
と言ったところでしょうか。
その写真には今田の姿も写っており、僕はいきなり挫けそうでした。
もう、そっち側の人間なのかな、俺がやろうとしていることは無意味なのかな、と。
セミナー会場には20人程が集まっており、暫くすると30代中頃くらいのチャラそうな男性が前に出て来ました。
僕はもう、友人を拐かしたであろう団体に敵意剥き出しでその男性を睨みつけて話を聞いていると、その男性が
「ちょっとお兄さんwそんな怖い顔してないでwリラックスリラックス~w」
と僕を安易に掴みのネタに利用してくれたので
「何様やねんお前、黙って説明せぇや」
と回答させていただき、雰囲気は最悪のスタートとすることが出来ました。
その後、男性は事業の適法性について説明していました。
そこで僕は
「今日のセミナーを開催にするにしても、駐車場すら用意せず、運営側が提携という形も取らず、公式に『TSUT●YA』に停めて下さいってアナウンスしちゃう団体ってそもそもどうなんでしょうね?」
と質問すると、僕はスタッフ4人に取り囲まれ、摘まみ出されてしまいました。
件の女との戦い
あれれ、やり過ぎたかな?と内心ビビっていると、別室に通され、そこにはお胸の大きな女性が座っていました。
(以下、宮田とする)
おそらく、この宮田が工藤と対面した人なのでしょう。
宮田が言うには、僕は和を乱すから個別に説明がしたい、とのことでした。
(今田と共に)
そして僕は自分の考えを二人に伝えました。
・今田が変な団体にハマっていないかを見極めたい
・団体自体の適法性を見極めたい
・必要であれば今田を抜けさせる
と。
そのうえで、お互い意見を交わし、話しをさせて貰いました。
残念ながらその結果、僕はこの団体を所謂マルチまがい商法・ねずみ講の類と判断しました。
マルチ商法自体が違法ではありませんが、入会金や商品代金の説明を聞く限り、僕はアウトとしか思えませんでした。
それを伝えても宮田は、僕を友達思いだとか、自分の意見を持っているだとか褒めちぎったり、安易なボディタッチを駆使して勧誘を続けてきました。
最終的に僕は
「事業内容が適法とか儲かるとかは厳密にはわからんけど、宮田さんが馴れ馴れしくて人間的に嫌いやから一緒にやりたくない」
と言って帰ることにしました。
帰還
今田と帰りの車中は気まずいものでした。
それでも今田の意思の確認が出来たのは、僕や工藤を利用しようとした訳では無いこと。
僕には結局、今田に
「気ぃつけろよ」
ぐらいしか言えませんでした。
家に着き、僕はどっと疲れましたが、一応工藤に今日の顛末、今田を責めるな、と電話しました。
疲れた僕とは対照的に、工藤は元気な声で僕に言いました。
「お疲れ、またそれは詳しく話そう。」
「ところで今みんなでモンハンしとるけど来る?」
・・・
呑気なやつだ。
バイト先で出会ったお姉さんの話
お誘い
22歳頃だったかな。
僕はその頃、現場仕事をしていた他に、夜は居酒屋でアルバイトをしていました。
(若いから出来たんだなぁ・・・)
そのバイト先にちょくちょく来てくれていたお胸の大きなお姉さんがいたんですけどね、その人が結構話しかけて来るんですよ。
で結局「お兄さん、私が奢るから今度ご飯行こうよ」って誘われたんで行くことにしたんですよ。
いやいや、あれですよ?
大事なお客様のお誘いを無下に断る訳にはいかないじゃないですか!?
ほんとそれだけ。
お胸が大きいからとかは全く関係ないから!
お話
うん。
お店行ったらマルチの勧誘だったよ。
もー、ほんとそれだけの話だけ。
僕も当然、今田くんの時にように熱くなる要素も無く「へー」「はぁ」「いやー興味ないっすわー」と言うだけで、pepperくんより発する単語少なかったですよ。
おわりに
僕がこの2件を通して皆さんに伝えたいこと。
それは
胸の大きな人には気をつけろ!
ということです。
さいちゃん (id:negitoro1222)さん
、こんなもんで良いですかね?
おわり。