みんな集まれ半蔵門

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ゴルフに行ってみたらほんのり前向きになれた話

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今日は僕のほんの小さな、でも確かな

「僕の転機」についてお話したいと思います。

  

それはゴルフなんです

突然ですが
皆さんゴルフしたことありますか?

 

比較的、男性の方が経験者(一回ぐらいはしたことがある)の人は多いのではないでしょうか?
そう、仕事の付き合いゴルフです。

かくいう僕も仕事の付き合いゴルファーなのです。

どうにも面倒臭い側面の付き合いゴルフですが、今日はそんな付き合いゴルフの、僕が実際に感じた良い面をお教えします。

 

きっかけ気の弱さと見栄っ張り

僕が初めてゴルフ(コース)に行ったのは職場の先輩の誘いからでした。

先輩「半蔵くん、来月社内のコンペあるけどどう?」

 

・・・


僕は正直
ほんっっっとにイヤでした。

 

打ちっ放しぐらいは行ったことのある僕でしたが、その時も何が楽しいのかわかりませんでした。


調子に乗って200球準備したものの、17球目ぐらいで飽きてしまって

しょうがなく残り183球を惰性で処理したものです。

 

コースはまわったことは無いものの、球を打って、カートに乗ったり、歩いたり走ったり、また球を打ってカートに乗ったり...。

 

マジで何が楽しいのか

 

しかもその謎の競技でコースを使うのに一万円以上かかるとか...。

みんなで市民体育館借りてバスケした方が楽しいよ!?


そんな考えがあって


「行きません」


と言いたかった僕ですが

入社間も無かったことと、NOと言えない日本人の性ゆえに

 

「行きま~す(笑)」

 

という悲しい回答をすることになりました。

 

しかもノリの悪い奴と思われないよう

 

ゴルフ始めたかったんすよね~

 

ぐらいの勢いで答える僕。

こうして僕はゴルフデビューすることになったのでした。 

 

コンペ当日


当日はもうドキドキですよ。
ゴルフは下手だし、他の部署の人殆ど面識無いし、口下手の人見知りだし...

知り合いが少ない状況で来るんじゃなかった、と後悔しましたね。
お腹も痛かったです。


僕がド素人ということで、僕が属するグループは上級者2名がいる4人グループでした。
(全員殆ど話したことない)

僕は案の定、ティーショットは安定してOBだし、チョロするし、ボロッボロ。

 

 

でもね

 


みんなすげー優しいの

 


たまーに僕が小マシなショットを打つと

すげー喜んでくれるの。

会話とかどうしよう、とか考えてたけど、

 

ナイスショット
惜しいですね~
涼しくなってきましたね~


ぐらいで楽しく会話は成立するもんです(笑)

 

陽気がそうさせるのか

会話のハードルがすっごい低い。

(笑いをとらないとダメ、な感も無い)

 

仕事への影響


僕のゴルフデビューから数ヵ月後、ひょんなことから、僕と一緒にゴルフをまわってくれた人と一緒に仕事をすることになりました。

けっこう面倒なことをその人に依頼しないといけないんですが、ゴルフの件もあるから、なんとなくお願いしやすい感じ。

 

部署も年齢も役職(僕は平、その人は課長)も違い、仕事だけの付き合いなら、なかなか萎縮してしまっていたと思う。

 

結果的にゴルフが僕の仕事を円滑にしてくれたのだ。

 

そうかたしかに、僕が考えていた

バスケットは年配の人は出来ない。


でもゴルフなら老若男女が取り組むことが出来、みんなで仲良くなれるスポーツなのだ。

 

人見知りな僕は、何かと新しい事や、新しい人との接点を拒むきらいがある。


しかし、イヤイヤでも、一度勇気を踏み出して試してみると、自分の思ってもみなかった世界があるかもしれない。
ゴルフとの出会いは、僕にほんの少し、そんな前向きな考え方を教えてくれた。

 

毛嫌いしていたゴルフ。
でもそんな毛嫌いしていたゴルフだからこそ、僕の考えの一つの転機となったのだ。

 

まとめ

正直、今でも「ゴルフ好き」な訳ではない。

練習も全く行かないし、上手くなろうとも思っていない。

 

それでも、新しい事に挑戦する姿勢について考えさせられたし、そのことによる新しい考え方が生まれたことは間違い無い。

 

そして、体験もせずに「ゴルフなんかおもんないやろ」と頭ごなしに否定するのではなく実際に体験してみることで、結果的に「ゴルフ好きな人」の気持ちも少しは知ることが出来た。(自分の会話の引き出しも増える)

 

今でも、新しいお誘いや、苦手なお誘いがあって「どうしようか・・・」と迷った時は、このゴルフの経験を思い出して挑戦してみたりしている。

そして大抵がなんだかんだ良い方向に動いているものだ。

 

「ゴルフに行った」

ただそれだけと言えばそれだけだが、消極的な僕にとってこれは重要な転機となったのだ。

 

ちなみに、僕が初めて教育係に任命された子(女の子)に、この話を熱く語りましたが、

その子はいまだにゴルフはしていません(笑)